42:メタバース・コンテストの応募作品/1点目

スペーシャルとスケッチファブの提携を記念して、空間創造のコンテストが開催されることになりました。
募集部門は2種類。
1つは、スケッチファブで無料使用ができる3Dデータだけを使ってスペーシャルの空間をつくる競技です。
もう1つは、自分で3D空間をつくってスケッチファブにアップする競技。
こちらの制作には、ブレンダーなどを使います。

わたしは、まだちょっとブレンダーでガンガン物をつくれるほどではないので、自信を持って応募できる1つ目のコンテストに照準を定めました。
では、テーマは何にするか?

募集開始から締め切りまで2週間しかないので、あまり悠長に考えてはいられません。
使用する3Dデータは後で選ぶとして、大枠のテーマは『デジタル数字の対称性』にしました。
そのテーマに関しては、すでに『デジタル数字美術館』というスペースの制作で、考え方の軸がしっかりしていたからです。
ちなみに、そのスペースはこちら ▼▼▼

なお、上のメタバース空間は<iFrame>というタグで呼び出しています。
サイトに直接メタバースの入口を開けられるのも、すごいことですね。
スペーシャルが、ますます好きになりました。


さて、話がちょっとそれましたが 😊

もともと「同じコンセプトを、もう少し大きな空間で展開してみたい」という気持ちもあったため、コンテストのためにスペースをつくり直すのは『渡りに船』的なところもありました。
ただし、すぐに1つの問題が浮かび上がります。

それは『パーツ不足』でした。
コンテストの規定には「スケッチファブのオブジェクトを使って」とありますが、コンセプト解説の肝になる『回転するデジタル数字』はわたしのオリジナルであり、スケッチファブにはありません。


さて、どうするか・・・


しかし、「やりたい/やれる」と思っていれば、必ず策はあります。
「あぁ〜っ。だったら、自分でそのデータをスケッチファブに上げてしまえばいいんだ」と思い至りました。
その操作のデメリット(と、一旦敢えて呼ぶと)は、『誰でも使えるようになること』です。
その設定にしなければ、コンテストのパーツとして使うことはできません。
が、その展開についてはまったく抵抗ありませんでした。
むしろ、デジタル数字の対称性を楽しむ仲間が増えることは、喜ばしい広がりです。

そうして、わたしは0〜9までの動くデジタル数字をスケッチファブに上げ、それらをガイドラインにして空間を設計しました。
とはいえ、より大きなメタバース空間に展開するには、数字だけではやや寂しい・・・
そこで、『動物』を二次的なテーマに設定しました。
空間にやわらかさを加えられること、種類がたくさんあるだろうという目星が理由です。

その思惑はみごとにはまり、わたしはあまり苦労をすることなく1点目の応募作品をつくることができました。
スッキリとして、わたしらしい雰囲気になったと思います。
そのスペース『デジタル数字の動物園』はこちらです ▼▼▼

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