このページは、2023年6月6日の面談をフォローする資料として、株式会社青い街によって作成されました。
◾️ メタバース関連
多くの企業が、メタバースに関して思い違いをしているポイントが2点あります。
その2点とは・・・
1: 直接メタバースに集客しようとすること
2:「どこにもない画期的なスペース」をつくろうとすること
世の中のほとんどの人にメタバース経験がない現在において、そこに集客することはリアル以上に大変です。
それが、メタバース事業のほとんどが失敗した最大の理由。
そして、人を呼ぶために「どこにもない画期的スペース」をつくろうとする方向性が、その失敗に拍車をかけます。
メタバースはデジタルデータですから、本来「複製が容易」なことに利点です。
つまり、「どこにもない画期的なメタバース空間をつくること」は「ピカソの作品なみに価値のある印刷物をつくろうとする」技術的倒錯と言えます。
複製機能を十分に活かすためには、プラットフォームの選択が重要になります。
その点で魅力的かつ安価なサービスは、ニューヨークに本社のある『Spatial』です。
Spatialは、ゴーグル・PC・スマホのどれでも使うことができます。
なお、PCの場合はブラウザ(Chrome推奨)で動作しますが、スマホの場合は無料アプリのインストールが必要です。
・iPhone用アプリ ▶︎
・Andorido用アプリ ▶︎
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『複製機能』を活用して、メタバース空間をお客様に無料でプレゼントする、あるいは安価に販売するという視点を持てば、まったく違ったビジネススキームが生まれます。
以下は、青い街が制作したSpatial空間のサンプルです。
旅館やホテルに宿泊客さまに、お土産として贈呈・安価に販売できるメタバース空間です。
いきなりメタバース空間に来てもらうのではなく、リアルに来てくださったお客様にプレゼントすることがポイントです。
独立した建物だけでなく、地域全体を再現することもできます。
このスペースは、神戸/北野町にあるセミナー会場のために制作しました。
Spatialは、360°撮影された写真を簡単に遠景として使用できるため、工場見学ツアーなどを再現することもできます。
個人の楽しみとしてメタバース空間を好きな物で飾っていけば、そこをバーチャル葬儀場や数年ごとの法事会場にすることもできます。
以上の使い方は、デジタルデータとしての『複製機能』に着目していますが、『1点もの』であることの価値創造に取り組む場合には、NFT化が要になります。
そして、2023年はのトレンドはAIです。
以下に、メタバースとAI & NFTのコンビネーションを掲載します。
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◾️ AI & NFT 関連
画像生成AIに関するオススメは、Leonardo.aiです。
その分野で話題になったMidjourneyは動作環境としてDiscordが必要ですが、Leonardo.aiはPCのブラウザ上で動作します。
Leonardo.aiによる画像生成は、約10秒。
たとえば、以下のような画像を一瞬で描きます。
2023年5月下旬における画像生成AIの状況を記事にしていますので、ご参考になさってください。
また、展示会場はSpatialの基本テンプレートなので、以下のような美術館であれば、作品制作も含めて、ほぼ1日でつくることができます。
そして、NFT化に関しては、世界最大のNFTマーケットであるOpenSeaへの出品を計画しています。
こちらはメタバースから少し離れますが、大きくWeb3と呼ばれるジャンルの活動です。
・2023年9月16日リリース予定の「トラスト・プロジェクト」解説ページ/準備中 ▶︎
以上