012:多様性のある世界とは?

昨日、次男と中華料理を食べに行ったおじぞうです。
😊 お昼からお酒を飲みました

画像生成AI/レオナルドくんと一緒に描いた、昨日の1枚 ▼▼▼

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未来の宇宙ステーション。かなり先の『未来』って感じですね 😊


今回は、『多様性』『自由』について書いてみます。

わたし自身も好んで『多様性』という言葉を使いますが、それは『目標』ではなく、理想的な状態が達成された時の『結果』だと考えています。
目指したいのは、『誰もが自由な状態』
人間は一人一人違っているので、誰もがありのままの状態に近づけば、おのずと『多様』な世界があらわれることわりです。

なので、わたし自身はメタバースやAIに積極的に取り組むなど新しもの好きですが、「そういうのはいいです」という人の立場や考えをことさら悪くは思いません。
ただ、「せっかく時代の大きな花火が上がっているのだから、それを近くで見たらいいのになぁ・・・」という感じです。

「車があるんだから、車に乗ればいいのに」という考えに近いでしょう。
要するに、否応なく技術は進んでいくので、「その恩恵を、楽しく享受したい」というスタンスです。

一方、世界には強固な意志をもって、技術の進歩をこばむ人たちもいます。
顕著な例は、アメリカのアーミッシュ。
キリスト教の一派で、18世紀以来、新しい技術に背を向けている人たちです。
場合によってバス(=自動車)を使うことはありますが、電気は使わず、数百年間、素朴な生活を続けています。
つまり、テレビもスマホもない生活です。

詳しくは、たとえばこちらの記事をご覧ください。

アーミッシュの暮らし Down to Earth | アーミッシュ文化体験記シンプルで無駄のない暮らしを実践するアーミッシュの人たちの生活を紹介しています。dte-amish.com

TV、スマホ、クルマなし…米国「アーミッシュ」の食卓:朝日新聞デジタル テレビもスマホもクルマも持たず、自給自足に近い暮らしを何世代にもわたり守り続ける人々が北米大陸にいる。「アーミッシュ」とwww.asahi.com


わたし自身は、アーミッシュの生活はしませんが、彼らのあり方に対しては深い敬意と憧れがあります。
それは、敬虔な信仰心に支えられた、穏やかな生活だからです。
人によっては、そちらを選んだ方が、確実に幸せな人生になるでしょう。

つまり、『多様性』のある世界は、グラデーションな感じなんですね。
アメリカ西海岸に住むAI開発者と東海岸のアーミッシュの間に、意識のグラデーションがあるイメージです。
自分の考えに従って、その間の好きなところに住めたらいいですよね。
そうした全体が、『多様性』のある世界なのだと思います。

逆に言えば、世界の全体が先端未来都市のようになることも、18世紀的な農村状態にとどまることも『画一的』
トラスト・プロジェクトが「異なるデザインの建物が立ち並ぶ光景」を指向しているのは、自由な状態を理想としているからです 😊


早く行きたいなら一人で行け
遠くへ行きたいならみんなで行け

みんなで行くには進め方が大切ですね 😊


『トラスト・プロジェクト』の公式Twitterはこちらです ▼▼▼

011:誰を信頼=トラストするのか?

急に甥っ子や姪っ子との接点が増えたおじぞうです。
😊 結婚式の招待状やら会食のお誘いやら

画像生成AI/レオナルドくんと一緒に描いた、昨日の1枚 ▼▼▼

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宇宙船の動力源。なんだかわからないけど、カッコイイ 😊


今回は、『トラスト・プロジェクト』の名前の由来について書いてみます。

『トラスト=信頼』なわけですが、誰が誰を信頼するのか?

端的に、それは企画に興味を持ってくれた参加者同士です。
このプロジェクトの大きな理想は『多様性』
街にはいろんな形のビルが立ち、行き交う人もそれぞれに好きな服を着ている。
そんなバラエティー豊かな未来を描き出し、共有する喜びを活動の中心に置いています。

その際、どうしたって一人の想像力には限界があるので、「お互いの引用を大らかに許容する」ことが奨励されます。
何かを考えだした人のオリジナリティーを尊重しつつ、言わば『背景的に使用する』ことをお互いに認めあおう、というわけです。
たとえば、ネオンや看板に仲間が考えたロゴを使ってもいいよね、と。

それを楽しめる『信頼』関係を、『トラスト』という名前にこめました。
ロゴが左右対称になっているのは、『仲睦まじさ』の表現です。

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「R」と「S」は本来線対称ではありませんが、そこを工夫しています。


ただ、そうは言っても、まったく何の仕組みもなければ、正当な権利が踏みにじられる懸念もあります。
何かをつくれば自動的に著作権は発生しますが、その証明を法廷でしなければならないなんてのは、悲しく、かつ非効率です。

何か、うまい方法はないものか・・・

実は、そんなことを考えて、何年、何十年を過ごしてきたところでの『NFTの登場』だったのです。
20年前には、デジタルデータのオリジナリティーの証明ができるだろうなんて、思ってもみませんでした。

さらに、画像生成AIの登場によって、誰でも気軽にハイクオリティーなヴィジュアルを生み出せるようになりました。
まさに、『機が熟した』感じです。


早く行きたいなら一人で行け
遠くへ行きたいならみんなで行け

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010:戦う未来と、戦わない未来

中華料理屋で『鶏肉とカシューナッツ炒め』を注文したら、『豚肉とキャベツの味噌炒め』が出てきたおじぞうです。
😊 そのまま美味しくいただきました

画像生成AI/レオナルドくんと一緒に描いた、昨日の1枚です ▼▼▼

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未来のCA。大気圏をちょっと出るので、宇宙服っぽい感じです。


さて、9月のNFTコレクション・リリースに向けて、着々と準備を進めています。

ところで、この『トラスト・プロジェクト』の最も大きなコンセプトは、『争いのない未来の提示』です。
とかく未来SFは戦争チックになりがちですが、未来は『そうなるだろう』という予感(というか、無意識の信念)通りになります。
だったら、おそろしい世界ではなく、「こうなったらいいな」という幸せな世界を思い浮かべた方がいいですよね。

上の画像にしても、『戦闘機のパイロット』なのか『旅客機のCA』なのかで、無意識に刷り込まれるヴィジョンは変わります。

そもそも、昭和生まれのわたし(たち)は、「成功や満足は勝ち取るものだ」と教えられました。
世の中は競争に満ちていて、生き抜くためには「戦うしかないのだ」と。

しかし、そうした仕組みの先にあったのは、戦いに疲れた人の山。
あるいは、頂上から蹴落とされることを恐れる、かりそめの勝者が怯える世界でした。
つまり、圧倒的に幸せ感の薄い社会だったのです。
もちろん、幸せになった人もいますが、彼らは頂上をめざすよりも、中腹に穏やかないおりをつくった人たちでした。

そもそも、『平和』は戦って勝ち取るものではありません。
戦いそれ自体が、平和と矛盾していますから。
そうした戦いは多くの場合、誰かと誰かを競いあわせることで利益を得る人が仕掛けたデスゲームです。

あまりその点をふくらませると、安易な陰謀論に行き着いてしまいますが、『競わせる人』は何も闇の大資本家などではありません。
実は、親だったり、先生だったり、上司だったり、身近な人なんですね。
むしろ最もやっかいな点は、競わせている人に悪意が無かったことです。
多くの場合、競わせることは『正しい行い』『やる気を出させる働きかけ』だと考えられていました。

いずれにせよ、社会システム全体が『互いを競わせる』ことをエネルギーにしたのが『近代』だったのだと言えます。

しかし、競争意識は憎しみに変わりやすく、勝利で得られる快感には持続性がありません。
その割に中毒性が高いため、一度それを味わった人は、くり返しマウントを取りたがります。
殺伐さつばつとした世界になってしまう由縁です。

ただ、ラッキーなことに、そうした仕組みの限界が徐々に明らかになり、世界は『持続可能な幸せ』を求めるようになってきました。
『トラスト・プロジェクト』で描き出したいのは、それが実現した穏やかな未来です。


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009:未来をつくる言葉とは?

「心は聞いた言葉でつくられる。未来は話した言葉でつくられる」と言われます。
いろんな方が引用されるので出典はよくわかりませんが、納得感の高い指摘ですよね。

そもそも、インプットは他者から得られるものなので、『聞いた言葉』である道理。
逆に、未来は『自分』の決断でつくられるので、当然アウトプットの形を取ります。
もっともわかりやすい例は、モンキー・D・ルフィの「海賊王に、俺はなる!」ですね 😊

そして、『トラスト・プロジェクト』の準備をしていると、上記のことがあらためて実感されます。
というのも、『トラスト』の大きなテーマの1つは『戦争のない未来』ですが、だとしたら「話す言葉に気をつけなければ」と思うからです。

とかく未来SFは、宇宙戦争や機械による支配といった展開になりがちですが、「未来が話した言葉でつくられる」のだとすれば、そんなことばかり言ってたら、ホントにそうなっちゃいます。
鴨頭嘉人さんが説かれる『SOSの法則/そう、おもったら、そう』です 😊

つまり、幸せな未来に進みたいのであれば、『幸せな未来』について語るのが吉。
そうして思い描かれたイメージこそが、『ヴィジョン』です。

危機感をあおって何かを買わせたり、誘導したりする人には、そうしたヴィジョンはありません。
しかも、怖れの伝播や否定の連鎖はやがて憎しみにいたります。
戦争自体も、そうやって引き起こされますね。
「このまま黙って見過ごしていたら、わが国は滅びてしまうぞ」と。

そうやって、焦土が生み出されます。
それよりも、お互いの幸せを願う方がいいですね。

甘いでしょうか?

いやいや、甘くてもいいんじゃないでしょうか 😊
ジャムのぬられたパンと、真っ黒に焦げたパンがあるとしたら、どっちを食べたいでしょう?

精魂込めてジャムをつくってくれた人がいるからこそ、それを楽しめるわけです。


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AIが描いた画像のサンプル ▼▼▼

宇宙服を着た猫。「なめんなよ!」
ズングリとした、宇宙輸送船。
左右非対称のメイクって、どこかで出てくると思います。

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歴史の英知を共有していきましょう!

008:自分が最も大切なものを差し出す

良寛さんが子供たちに聞かせたとされる『月の兎』というお話があります。
お腹をすかせた老人のために、猿と狐は食べ物を探してきますが、何も見つけられなかった兎が自分の身体を焼いて、老人に供する物語りです。

このお話は、自己犠牲の美談として語られますが、初めて聞いた時には「ちょっとやり過ぎじゃないのかな・・・」と思ったものです。
すでに猿と狐が食べる物を老人にわたしているのですから、自分の命を落としてまで・・・というのは、度が過ぎる気がします。

ともあれ、『自分の一番大切なものを差し出す』という姿勢は、日本人の好むところと言えるでしょう。
程度の問題はあれ、お互いがそのようにふるまえば、なるほど大きな和ができそうです。

ところで、ある時、わたしもそうしたあり方を自分に照らしたことがありました。
小さい時から絵を描くことが好きで、長じて美大にまで行ったわたしは、何かにつけ『つくる』ことが好きでした。
今では、妻のおかげで、料理もそこにふくまれます。

つまり、わたしにとって一番楽しいのは『つくる』ことなんですね。
だったら、それを差し出すのが、好ましいあり方ではないだろうか?
そんな風に感じたのです。
『表現』という名のもとに、一番美味しいところを自分が食べて、残り物をお客様に差し出してはいないか? と。

まぁ、これはこれで、兎と同じく、ちょっと行き過ぎた考え方です。
料理のたとえで言えば、みんながみんなコックになりたいわけではなく、食べることだけを楽しみたい人もいます。
また、一番美味しいところを自分で食べるコックは、ほとんどいません 😊
とはいえ、一旦そのことをつきつめて考えてみたわけです。

『つくる楽しさ』を供することはできないだろうか? と。

実は、『トラスト・プロジェクト』には、その思いがこめられています。
大きな枠組みはわたしがつくりますが、それは言わばケーキの土台のようなもの。
クリームをどんな味にするか? どんな風に飾りつけるか? は、参加してくださる方にゆだねる企画です。

そう思って、いろいろ試行錯誤したのですが、実際には、なかなかうまくいききませんでした。
前述した通り、みんながみんなコックになりたいわけではないからです。
そもそも、コックになるには、かなり過酷な修行が必要ですよね 😅

ところが、AIの進化(中でも、画像生成AIの登場)は、事態を一変させました。
ほとんどの何の苦労もないまま、「なりたい」と思うだけで、一流のコック(=つまり、プロ級のイラストレーター)になれる環境になったからです。

原理的には、絵がうまくなりたければ、誰でもうまくなれます。
『絵を描くこと』は反射神経などとは関係ない穏やかな技術なので、練習を積み重ねればいいだけです。
問題は、もっぱら「それを身につけたい」と願う気持ちの強度と言えます。
しかし、画像生成AIは、その強度すら不要にしました。
使い方さえ覚えれば、一瞬です。
これ、やってみないと、もったいないですよね 😊

しかし、この変化に気づいている人は、まだけして多くはありません。
おそらく先頭を走っているのは、時代の寵児とも言える西野亮廣さんの『バンドザウルス』でしょう。


この軽やかさは、「さすがだなぁ」と思います。
正直、ちょっと悔しい 😊

西野さんの軽やかさに比べたら、わたしははるかに良寛さんよりです。
おじぞうだしね。
shit!

しかし、人にはそれぞれ得意な分野があり、向いているポジションがあります。
わたしの守備位置は、ビニウサさんが選んでくださった図に従えば、「カッコイイ」「アーティスティック」の角っこ。
その場所で、画像生成AIの楽しみをお伝えしていこうと思っています。

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現在、『トラスト・プロジェクト』の解説ページを、せっせと準備中です。
もうちょっと待ってね。


早く行きたいなら一人で行け
遠くへ行きたいならみんなで行け

みんなで行くには進め方が大切ですね 😊


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AIが描いた画像のサンプル ▼▼▼

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未来の警察。なんだけど、ちょっと古めかしい 😊
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未来の住宅。というか、砂漠の住居。暑そぉ〜。
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未来の宇宙服.『STAR WARS』的な感じですね。

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