017:AIパートナー/猫型

実は、鳥型を考えた時点で、すぐに猫型も思い浮かびました。
アンケートをつくりながら「犬型も加えておけばよかった」と思いましたが、イメージとしては『猫』の方がしっくりきたんですね。
それはたぶん、AIとの距離感の印象だと思います。
犬の方が従順な執事になってくれそうですが、人間がAIに対して持っているのは、もう少し「こいつ、勝手なことするなぁ」って感じじゃないか、と 😊

少なくとも、わたしの印象は、そうでした。


そして、「現時点では難しいが、技術が進んだら可能になる機能」として、『成長』を考えました。
当初は最少の状態で縮められている骨格が、時間の経過とともに開いていき、全体として大きくなる仕組みです。
設定ではそれを『骨格の時限アジャスタ』と呼びました。

事前の人気投票でも、猫型がリードをしていますが、おそらく猫タイプの市場はレッドオーシャンになると思うんです。
そこで、頭ひとつ抜け出すには「こうだったらいいな」の実現が必要になります。
成長過程を楽しむことで、AIパートナーへの愛着も増すことでしょう。


なお、このメーカーの名称は『麗明社』
「麗しい」という言葉に、上品な猫のイメージを重ねました。
そして、本社の所在地は東京都大田区です。
『骨格の時限アジャスタ』は、ものづくりに誇りを持つ、職人技の結晶ではないかと。

毎日更新しているnoteもどうぞ ▼▼▼

歴史の英知を共有していきましょう!

016:AIパートナー/人型

『AIパートナー』という響きから、すぐに想像されるのは『人型』だと思います。
友達のような、恋人のような、秘書や執事のようなAIが一緒にいてくれたら、心強いですよね。

画像


ただ、『人型』ってムチャクチャ費用がかかりそうです。
家の中にいてもらう分にはまだいいんですが、一緒に外出したら、すべてにおいて二人分の費用が発生します。
交通費が顕著ですね。
なので、富裕層向けのタイプになるんじゃないか、と。

また、開発にかける情熱も必要です。
何か、やむにやまれぬ理由がなければ、ビジネスベースの発想だけでは『人型』の開発は難しいと思います。
たとえば『亡くなった人にもう一度会いたい』という想いですね。
手塚治虫さんの『アトム』は、天馬博士が交通事故で亡くした息子をよみがえらせようとしてつくったロボットでした。


同じように、このメーカーの設定は、創業者が亡くなった妹を想ってつくったことにしています。
イメージの源泉は、大瀧詠一さんの『君は天然色』です。

この曲はなんだか浮かれた調子に聞こえますが、実は作詞した松本隆さんが亡くなった妹さんを想って書かれた曲なんですよね。
そのことを知って聞くと、明るい調子なのに、かえってその明るさが涙を誘います。

画像
画像


そして、この会社の本社は、新潟県長岡市におきました。
というのも、長岡と言えば日本三大花火大会の一つですが、その花火は戦死者の慰霊として打ち上げられているからです。
花火の美しさもさることながら、観覧者のマナーが際立っているのは、娯楽というよりも敬虔な祈りがベースにあるからなのでしょう。
このメーカーには、そういう場所がふさわしいと思いました。

画像


ちなみに、山下清さんのちぎり絵『長岡の花火』も、本当にすばらしい作品ですね。

015:AIパートナー/鳥型

2023年9月中ばの正式リリースに向けて、AIパートナー(NFT)に関する事前アンケートを行っています。
考えてみること自体が『未来』をイメージするきっかけになるので、ぜひ一度覗いてみてください。
noteに掲載した関連記事はこちらです ▼▼▼


そして、リリースする7種類のAIパートナーについて、発想のきっかけなどをつづってみたいと思います。
1回目の今回は、『AP001/鳥型』に関してです。

実はわたし、手ぶらで出かけるのが大好きなんですね。
カバンも何も持たず、本当の手ぶら。
ただ単に「手ぶらで出かける」というだけで、テンションが3割り増しになります 😊

なので、AIパートナーと一緒に出かける場合にも、できるだけ手ぶらに近い方がいいな、と。
そんなところから発想したのが『鳥型』でした。
肩にちょこんと、とまってくれる感じです。

画像



ちなみに、その昔『江戸の鷹』という時代劇があって、その設定もヒントになりました。
テレビの時代劇には、隠密とか仕事人とかサブカル的な設定がいろいろあるんですが、この番組は、主人公たちがそれぞれに『鷹』を連れているという破天荒ぶり。
『お鷹組と呼ばれる将軍直属の探査機間があった』って・・・(笑)



あと、星新一さんの『ボッコちゃん』に収録されている『肩の上の秘書』も頭に浮かんでいました。
これについては、岡田斗司夫さんが『ChatGPT』にからめて、絶妙な解説をされています。
「人間が直接コミュニケーションする時代は終わるのかもしれない」という指摘です。

この動画の後半 ▼▼▼


さらに『鳥型』の魅力をつづると、やはり空が飛べることです。

たとえば、イーロン・マスク氏が進めているニューラリンク等によって、AIの見た映像がそのまま脳に送られるようになれば、わたしたちには『鳥の視点』が手に入ります。
実際、マスク氏の計画では、目が見えなくなった人の視力をニューラリンクによって回復させようとする医学利用が最初の用途。
つまり、その発想を少し進めれば『鳥型』AIパートナーになるわけです。

画像
画像


ところで、このプロダクトのメーカーは『クリプトメリア/Cryptomeria』という名前にしています。
『クリプト』とつくので暗号通貨絡みと思われるかもしれませんが、クリプトメリアって『杉』のこと。
つまり、わたしの苗字の一文字を取っているわけで、ついでに本社もわたしの実家がある広島県呉市に設定しました 😊



本社の所在地を実際の地名にすると、グッと臨場感が上がるでしょ。
同時に、その設定には、新しい産業が彼の地の育ってほしいという願いを込めています。
そんな風にして明るい未来を引き寄せることが、『トラスト・プロジェクト』の最大の狙いです。

014:5作目をつくりました

画像生成AI/レオナルドくんと一緒に描いた、昨日の1枚 ▼▼▼
『未来の植物園』。
奥にあるトレイのような建物がいいですね。

画像


さて、『トラスト・プロジェクト』では、さまざまな活動を準備していますが、当面の一番大きなイベントは、9月16日(土)の公式リリースです。
10点のNFTをリリースすべく、現在、着々と準備を進めています。

で、昨日は、5作品目をミントしました。

画像

上記の一番左のロゴが、商品となるNFTです。
では、そのとなりの3つの画像は何なのか?

感嘆に言えば、『おまけ』です (^-^)

『トラスト・プロジェクト』の最重要NFTは、各メーカーのロゴ。
それは単なる画像ではなく、「そのメーカーに関する活動を自由に行なえる」証明書でもあります。
おまけの製品画像は、その最初のサンプルというわけです。

NFTをご購入いただいた方は、それらの画像をホールドしたままでもOKですし、自分で値段をつけて販売することもできます。
つまり、購入者として参加すると、同時に販売者にもなれる仕組み。
購入したNFTを持ったまま、新しい活動が始めらるわけです。

そのあたりの詳しい解説は、『概要』ページをご覧ください。


また、5作目をふくむリリース予定作品の解説ページは、こちら ▼▼▼


早く行きたいなら一人で行け
遠くへ行きたいならみんなで行け

みんなで行くには進め方が大切ですね 😊


『トラスト・プロジェクト』の公式Twitterはこちらです ▼▼▼

013:AIパートナー


『トラスト・プロジェクト』では、今後起きる最大の社会変化は『AI』によって起こされる、と見ています。
もちろんその理由は「今年流行っているから・・・」ではありません😊

AIの発達は、人類史上最大の転換期を意味するから。
大げさな話ではなく、コペルニクス的転回以上の巨大なインパクトと言えるでしょう。
ルネサンス以来、ここ500年ほど、人間は「自分たちが地球上で最も頭がいい」と思ってきましたが、その自信は瓦解しようとしています。
人類は、自分たちで自分たちよりも頭がいいものを作り出してしまったんですね。

今は、人間が自分たちの王朝に幕を降ろそうとしている時代です。


ただし、AIは人間と敵対する存在ではありません。
そのイメージは、まだ人工知能がどんなものかわからなかった時代の疑心暗鬼。
正体がわからないことで生まれた不安の影響が大きいでしょう。

むしろ、当面、AIは人間にとって『秘書』『執事』のような存在になっていくはずです。
自分よりも優秀な秘書というのが、ちょっぴり皮肉に感じられるくらいで、いきなり楯突いてくるわけではありません。
そういう意味では、『敵』『ライバル』よりも、『パートナー』に近いと思います。


そして、発達過程の次の段階は『パーソナライズ』です。
今は、たとえば『ChatGPT』にしても、大きな仕組みをみんなで使っているわけですが、やがては各個人に最適化されていくはず。
そうなれば、一層パートナー感が強まるでしょうね。
で、その時には、AIは画面の向こうに存在するのではなく、実体化していくと思うんです。
モニターやスマホの向こう側にいるのではなく、それ自体が個体になるだろう、と。

実体化していくAI


今はまだ、AIはデバイスの向こう側にいますが、さらに各自に寄り添う存在になれば、文字通り『寄り添える形になる』と思います。

で、そうなった時には、どんな形態になるのか?


すぐに思い浮かぶのは、ロボット=人型ではないでしょうか。
ただし、人型って大きいんですよね。
部屋の片付けとかまでやってくれるのであれば、確かに人型は便利ですが、一緒に外出するのは大変です。

交通機関に乗る場合には二入分の運賃が取られるでしょうし、何かにつけ場所を占有します。
つまり、それを維持できるだけの財力が必要だろうな、と。
ですから、人型は富裕層のオーダーメイドになる可能性が高いと思います。

では、汎用的なタイプはどんな形態か?


犬や猫、あるいは鳥などのペット型ではないでしょうか。
特に、鳥がいいですね。
普段は肩に乗っていて、何かあれば、飛んでいって視覚情報を送信してくれる・・・
文字通り『バードアイ』が手に入るわけです。
もちろん、犬や猫だってかわいいですね 😊

以下のページには、そんな考えにもとづいてNFT化した『実体的なAIパートナー(画像)』の一覧表を掲載しています ▼▼▼

クリックすると、ページがひらきます


確定ではありませんが、9月16日には、10社程度をリリースする予定です。
ついては、もし「こんなAIパートナーがいたら嬉しい」というアイデアが思い浮かんだら、教えていただけないでしょうか?

そうやって、『来たら嬉しい未来』を思い浮かべることこそ、『トラスト・プロジェクト』の一番大事な活動だからです。


早く行きたいなら一人で行け
遠くへ行きたいならみんなで行け

みんなで行くには進め方が大切ですね 😊


毎日更新しているnoteもどうぞ ▼▼▼

歴史の英知を共有していきましょう!

PAGE TOP