先日、イーロン・マスク氏のニューラリンク社が、「米食品医薬品局(FDA)から臨床試験(治験)を開始する承認を得た」と発表しました。
簡単に言えば、脳にチップを埋め込んで人間とコンピューターを直接つなげる取り組みですが、その人体試験が認可されたというニュースです。
まさに、『攻殻機動隊』の世界ですね 😊
イーロン・マスク氏は、ことをガンガン進める人なので、AIに関しても積極的なスタンスと思いきや、そこは非常に懐疑的なんですね。
むしろ「AIの暴走を止めるべきだ」という見解です。
ですから、上記の活動にしても、その真意は「AIと人間を敵対させるのではなく、善い形でつなげたい」という思い。
ましてや、人間の側をコントロールしようとする意図はありません。
いずれにせよ、脳にチップを埋め込むことへの抵抗はかなり高いはずですが、一旦動き出せば、加速度的に広がると思います。
誰かが、その恩恵を受けることになれば、一種の競争原理が働くからです。
善い・悪いではなく、不可逆的な進歩になっていくでしょう。
『トラスト・プロジェクト』は、人間の歴史が続くことを想像する企画なので、当然この動きも織り込んでいきます。
たとえば、わたしはいずれ、AIはデバイスではなく、実態的なものになるだろうと考えています。
画面越しに秘書がいるのではなく、物理的に秘書がいてくれる感じです。
そして、その秘書は人間の姿じゃなくてもいいと考えています。
むしろ、人間型にしてしまうと、移動の時などに一人分余計に運賃がかかります。
それよりも、肩に乗る鳥とか、一緒に歩いてくれる犬や猫などの形状になっていくのではないでしょうか。
それらを『トラスト・プロジェクト』では『パートナー』と呼びます。
もちろん、上記の運賃問題などをおしても、「人間型のパートナーがいい」という人も出てくるはずです。
そうなると、パートナー同士を闘わせる競技とかも行われるんじゃないでしょうか。
こちらは『リアル・スティール』の世界です。
格闘技を嫌がる人もいるはずですが、これまた、善い・悪いではないと思います。
むしろ「人間同士が傷つけあうよりも健全」と感じる人もいるはずです。
『トラスト・プロジェクト』の根幹はNFTですが、こうした議論を楽しくする場も設けていく予定。
早く行きたいなら一人で行け
遠くへ行きたいならみんなで行け
みんなで行くには進め方が大切ですね 😊
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AIが描いた画像のサンプル ▼▼▼