昔、伊集院光さんが「自分もタバコを吸っていたので、禁煙に成功したからといって、鬼の首を取ったように、タバコを吸う人を悪く言いたくない」というお話をされていました。
わたしも同じ感覚です。
タバコが身体に悪いことは誰でも知っていますから、やめられない人には、やめられない理由があるのだと思います。
そこにあるのは、むしろ痛みですね。
実際、わたし自身も、20代の頃には1日1箱半くらい吸っていました。
自分がやめたからと言って、吸っている人をあからさまに悪くいいたくない由縁です。
そして、同じような嗜好品に、『SF戦争もの』があります。
たとえば、そのものズバリ『STARA WARS』は『宇宙の戦争』。
あるいは、『宇宙戦艦ヤマト』にしても『機動戦士ガンダム』にしても、実態は戦争を舞台にしたヒーロー活劇です。
血が飛び散るシーンはほとんど出てきませんが、やっていることは「殺すか・殺されるか」。
本来、褒められたものではありません。
とはいえ、それらに心躍らせた過去は事実ですし、今でも全面的に嫌いになったわけではありません。
ただ、タバコをやめた時のような感じで、「もういいかな・・・」と思うのです。
一方、同じSFでも、星野之宣さんの『ブルーシティー』は、殺しあいではなく、生きることをテーマにしたSFマンガでした。
最終的には、これまた戦争の予感をはらんだ終わり方をしますが、全編を通したテーマは『過酷な状況を生き延びていく人類』。
コロナ禍の閉塞感を、半世紀近く前に先取りした作品です。
このマンガを掲載していた『週刊少年ジャンプ』の懐の大きさを思います 😊
というわけで、現在準備中の『トラスト・プロジェクト』は、人が生き延びることをテーマにしたSF企画です。
『思考が現実化する』のであれば、幸せに生きられる未来を思い描いた方がいいですよね。
早く行きたいなら一人で行け
遠くへ行きたいならみんなで行け
みんなで行くには進め方が大切ですね 😊
『トラスト・プロジェクト』の公式Twitterはこちらです ▼▼▼
AIが描いた画像のサンプル ▼▼▼