どの山にどんな風に登りたいのか?

少し前から『運』『努力』について考えていますが、別のアプローチで言えば、これは「何をどう求めているのか?」というテーマになります。
さらに比喩的に言えば「どの山にどんな風に登りたいのか?」ということ。

たとえば「世界一になりたい」はエベレスト、「日本一になりたい」は富士山にたとえられますが、みんながみんな、それらの山に登りたいわけではありません。
むしろ、足腰に負担がかからない、日帰りできる登山が好きな人の方が多いのではないでしょうか。

また、同じ山に登るにしても、行けるところまで車で行くのが好きな人(あるいは、そうせざるを得ない人)もいれば、「険しいルートを通ってこそ、山登り!」という方もいらっしゃるでしょう。
つまり、正解・不正解ということではなく、自分は「どの山にどんな風に登りたいのか?」を知ることが大切だと思うのです。

話を『運』『努力』に戻すと、自分が立っている場所までこられたのは「運がよかったから」なのか、「努力をしたから」なのか……
これまた、人によって感じ方は違うと思います。

そして、目的地までの道のりを楽しみたいのか、途中は苦しくても最後の達成感を味わいたいかも千差万別。
それも、人によって比重が異なります。

ここから先は個人的なイメージですが、『運』に重きを置く人が求めているのは『幸せ』や安心・安全な『穏やかさ』という気がします。
一方、『努力』に比重を置く人は『成功』『達成感』を求めている感じです。

これ、スポーツチームの中に『和気藹藹あいあい楽しみたい』人と『優勝したい』人がいる感じですね。
登りたい山とルートが思い切り違います 😊

それぞれの思いを尊重した上で、ルートの近しい人でチーム編成するのがいいのでしょう。

そろっていることは美しく、違っていることはおもしろい

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