1:ミント記念日/NFTアートの裏道

昨日(2022年8月19日)、初めて自分の画像をミント(=データをブロックチェーンに登録)しました。
言わば、個人的な『ミント記念日』だったわけですが、それを「やりたい」と思ったのは昨年(2021年)の12月だったので、実行するまでに8ヶ月くらいかかった計算です。

あまり軽快な動きとは言えませんが、わたしとしてはメタバース経由でそこにたどり着きたかったので、「まぁまぁ、見込み通りかな」という感じもしています。
メタバース経由にしたかった理由は、単純にNFTアートについてよくわかっていなかったから。
要するに、やろうと思っても、すぐにはできなかったんですね。
そりゃ、軽快になろうはずもありません。

一方で、そのまま『つくって売り出す』だけでは、おそらく簡単には売れないだろうとも感じていました。
何か『特別な仕掛けがいるだろう』と。
その仕掛けが、わたしの中では『メタバース』だったわけです。


ちなみに、今回のミントにはイーサリアムではなく、ソラナを使いました。
イーサリアムはNFTアートの王道的な暗号通貨であり、昨年末の時点だったら間違いなくイーサリアムを使っていたはずです。
しかし、「これから始めるんだったら、ソラナがいいだろう」と、わたしは考えています。
このジャンルは本当に変化が激しいので、やり方や使うツールはどんどん変わります。
それらを記録しておくことで、後から同じ場所を目指す人の道しるべにしてもらおうと考えました。


というわけで、次回、話はいったん昨年(2021年)にさかのぼります。
そこから時系列で話を進めて、やがて現在進行形の状況に追いつく構想です。
10月くらいからは、オンタイムのご報告になるのではないでしょうか。

つまり、この連載は、わたし(ozizo)がNFTアートを『売りたい』と思ってから、実際に『売れる』までの道のりをつづる記録です。
なお、本日時点では、まだ1点のNFTアートも売れていません。

しかし、『必ず売れる』と感じています。
その感覚は説明しづらいのですが、おそらくWeb3のいろんな動きが『理』にかなっているからなのでしょう。
『そりゃ、こっちの道だろう』と、自然に筋道が見える気がするんですね。
たとえば、わたしはミントのためにSolana(以下、ソラナ)という暗号通貨を使いましたが、わたしがそれを選んだというよりも、『今から始めるんだったら、ソラナでしょう』という気がするわけです。
ともあれ、わたしが進む道はたくさんの人が行き来する表参道とは限りません。

いや、むしろ『裏道』だと思います。
そもそも、NFTアートをメタバースにからめようという時点で、あまり人が通らない道です。
また、現時点では、ソラナでミントをしている人も国内には多くはいないはず。
そもそも、ソラナを扱っている暗号通貨の交換所が、FTX JapanとSBI VCくらいしかないからです。


『人の行く裏に道あり花の山』 という歌があります。
わたしは放っておいても自然に裏道を行くタイプなので、この歌が特に響くのでしょう。
そして、仮にわたしの行く道に花がなかったとしても、それは『こっちに来てはいけないよ』という道しるべになります。
どう転んでも、無駄にはならないお話です 😊


注:できるだけ読みやすい文章にしたいので、アルファベット表記は初出時にとどめ、なるべくカタカナで名称を書いていきます


夫婦でつくった美術館

メタバース美術館

若林薫さんは、アクリル絵具で作品を描かれているアーティストです。
その絵は詩情豊かで、落ち着いた暖かさをたたえています。

そんな若林さんの作品を飾ったメタバース美術館を、奥様が(Spatialで)つくられました。


実は、この美術館は2軒目になります。
最初の美術館も、やはり奥様の手によるものです。


旦那様が絵を描き、奥様がその絵を展示する美術館をつくる。
リアルであれば、何十億円とかかるプロジェクトですが、メタバース空間であれば、わずかな時間と労力によって実現できる夢です。

それ自体が、ご夫婦の仲睦まじさの記念碑とも言えますね。

ゆうさんのメタバース美術館

切手のメタバース美術館


『Spatial 入門』講座を受講してくれた63歳のゆうさんが、ご自身が集めた『切手』で美術館をつくられました。
選定と写真撮影などには時間を使ったものの、Spatialでの作業は30分程度だったとのこと。

はい。
画像を読み込むだけの設計であれば、Spatialはホームページをつくるよりも簡単ですね。
デザイン的な調整などを気にする必要がないからです。

そんな風に、自分の大好きなもので美術館をつくる人が、どんどん増えればいいと思っています。
それ自体が、日本の新しい文化になっていくはずです。

SpatialにToken Gateがつきました

要するに、『メタバース空間で入場料が取れる仕組み』が提供されたということです。

個人的には、正直なところ『やや時期尚早(NFTを使える人がそれほど多くないので)』『集客の問題は常に残る』という2点が気になりますが、一方で『仕組みがあれば、策は出てくる』とも思います。

できると思えばやり方が見つかり、できないと思えば言い訳が出てきますから 😊

リンク先は英語の記述なので、Chromeの翻訳機能やDeepLなどを使ってお読みください。

メタバースの解説

https://support.spatial.io/hc/en-us/articles/7550356634388-Token-Gating


また、Spatialのスペシャリストである小野晴世さんが、使い方を動画解説してくださっているので、参考になさってください。

Comic:Guide to the Metaverse/Vol.1

This 15-page manga introduces interesting uses of the Metaverse.

メタバースの案内人
メタバースの案内人
メタバースの案内人
メタバースの案内人
メタバースの案内人
メタバースの案内人
メタバースの案内人
メタバースの案内人
メタバースの案内人
メタバースの案内人

Metaverse space is free of the erosion of time and gravity.
In other words, it is a place to store warm memories of loved ones.

Such usage is not yet common, but we believe it is the “meta” way of thinking.

If you are interested in our ideas, please feel free to contact us.