54:メタバースが仕事になり始めました

このドキュメントは、ブロックチェーンやWeb3の動きに乗り遅れていたわたし(おじぞう)が、NFTアートの可能性に気づき、その活動を軌道にのせるまでの記録です。

ただし、このところは、一旦NFTアートには少し距離ができてしまっています。
毎日のN活(=NFT活動)はツイッターで続けていますが、それ以上の大きなアクションは起こせていません。
一方、プラスアルファ的に始めたメタバース活動の方は順調に育ってきています。
ここに来て、具体的な案件の受注もでき、お金になり始めました。
リリース前なので、具体的なことは書けませんが、1本は研修案件、もう1本は制作案件です。

研修の方は、スペーシャルの解説と運用、およびディスコードの設定と運用を担当します。
N活の一環でディスコードになじんでいたことが、ひょんなことで役立っている感じです。
本気でやれば、何ごとも無駄にはなりませんね。

一方、制作案件は、そのものスバリ、スペーシャル空間の制作。
3D制作アプリであるブレンダーを使える人と組んで、オリジナルのメタバース空間をつくるお仕事です。
こちらは、やっていて飽きないというか、あまりに楽しすぎてバーチャル空間から戻ってこれない感じすらあります。
このところ、仲間と『メタバースは人形遊びに似ているよね』と話していますが、まさにそんな感じです。


NFTアートの作品制作をしている時もそうでしたが、ここ1年ほどは『好き』がエネルギーになっています。
以前は、『正しいこと』を求める傾向が強かったのですが、ようやく肩の力が抜けてきた感じですね。

その意味で、NFTアートとメタバースのムーブメントには、大きな感謝をしています。
楽しく働けるのは、最高です 😊

53:メタバースを旅すること、あるいは住むこと

facebook社が『Meta』に社名を変更し、大きくメタバースに舵を切ったことから、2022年はメタバースがバズワードになりました。
個人的にも、スペーシャルにドップリとはまり、メタバース元年になった感じです。

あっ。
まだ2022年は終わっていませんたが、11月最後の日なので、思わず1年を振り返ってしまいました 😊


とはいえ、では、「実際にメタバース自体が盛り上がっているか?」と言えば、状況は局所的です。
盛り上がっているところもあれば、活気のないところもあります。
むしろ、実動としては後者の割合が大きく、言葉だけが先行した感じです。

ともあれ、わたし自身は、メタバースとNFTアートに未来を感じていて、今後も粛々と歩んでいきます。

実際、仲間と準備してきた『SUSHI DAO』も、今週からいよいよ本申し込みを募集します。
「メタバース内にご近所さんをつくる」というコンセプトで、まずは1年間の実験をしてみるグループです。

確かに、メタバース空間には、確かに日本中・世界中から人を呼ぶことができます。
しかし、実際には「どこに行ったらいいの?」という感じですよね。
旅行がそうであるように、行き先は無限です。

一方、日々そこで暮らす人のつながりは、確実に広げていくことができます。
必然が結ばれていく感じです。
『SUSHI DAO』については、以下のサイトにまとめられていますので、ご興味わきましたら、ぜひご覧ください。
2022年11月21日に行われた説明会の様子も、オンデマンド視聴いただけます。

https://www.web-keiei.com/gardenbee-at-spatial-io/

52:コンテストの優勝者は日本人でした

10月末にスペーシャルとスケッチファブの提携が発表され、それを記念したコンテストが開催されました。
部門は2つあり、『スケッチファブの素材を使ってスペーシャルを装飾する』タイプと『空間そのものを自分でつくり、スケッチファブにアップする』タイプ。
わたしが取り組んでいたのは、前者の部門でした。

というのも、今のところわたしには自分で空間をつくるところまでの3D技術はなく、「自分にできることに精一杯チャレンジした」形です。
そして、残念ながら優勝はできなかったのですが、一方、後者のより高度な部門で知人が優勝をしました。
鶴田一(ツルタハジメ)さんという建築家です。

実は、鶴田さんはSUSHI DAOの創設メンバーであり、メタバース会議で何度か同席しました。
お仕事がお忙しく、SUSHI DAOの活動からは一時離れていらっしゃいますが、そんな身近な方がメタバース・コンテストの世界チャンピオンになろうとは!
あらためて、このグループの発起人である小野晴世さんの願力に敬服しました。

ちなみに、鶴田さんのつくられたスペースはこちら。
洞窟をテーマにした、オリジナリティの高い空間です。

https://www.spatial.io/s/Cave-Art-Gallery-Contest-Winning-Space-63748a10f07ed8000192ca6e?share=9206148654806795207

51:メタバースのスペースをわたり歩く

この連載は、一旦1年以上前にさかのぼるところから始めましたが、徐々に実際の活動とのタイムラグは縮まり、現在では、ほぼオンタイムの記録になっています。
というわけで、今回は昨夜のお話です。

夕食の後、夫婦でメタバースのスペース・ホッピングに参加しました。
これは、複数のスペーシャル空間(昨晩は4つ)をツアーを組んでわたり歩く企画です。
作者から意図や思いを聞けるので、ただ単にスペースを訪問するよりも、その空間がグッと身近に感じられます。
訪問したスペース4つを、ざっとご紹介しますね。



1:metamonさんの『B型就労支援事務所 torogi』
『B型就労支援』というのは、障害のある方の就職をサポートすることで、妻はまさにその仕事をしています。
わたしとしては、実際の事務所を3Dスキャンして再現されていることに興味津々でした。


2:Chihiroさんの『Color Therapy Salon』
Chihiroさんというよりも、『マゼンタの魔女』さんと言った方がいいかな。
実際に、全身マゼンタで日常生活をおくられている素敵な女性なのです 😊
わたしはリアルに二度ほどお会いしたことがあります。
そちらの写真部屋もあるのですが、今回はカラー・セラピーのお部屋をご案内いただきました。


3:kazueさんの『墨の世界』
おばたかずえさんは、書だけでなく、絵も描かれるアーティストです。
特に猫をたくさん描かれていて、妻的にはそこがツボでした 😊


4:カントリーママさんの『handmade@GR』
『GR』『共和国』のことです。
小学校の先生をされているカントリーママさんのお話はとてもおもしろく、作者がガイドしてくれる楽しさを堪能しました。

スペーシャルの使い方は、本当に人それぞれです。
個性の発揮もおもしろいですが、それらがつながって大きな『コミュニティー』を形成している点に強くひかれます。

50:メタバースの仲間を募る

2022年11月21日(月)SUSHI DAOの説明会を開催しました。

スペーシャルでつくったメイン会場とZoomの両方で中継し、全体で50名ほどの参加者。
後半は配布する特製スペースのサンプルめぐりもしました。
当日は、こんな感じでした ▼▼▼

最後の写真は、アバターのデータが読み込み切れていませんが、3Dデータがたくさん置いてあるスペースにたくさんの人が集まっているから。
これは、スペーシャルの問題というよりは、通信環境の問題ですね。

いずれにせよ、これまではもっぱら運営チーム内でのやりとりでしたが、いよいよオープンに仲間を募るタームに入ってきました。

関連ディスコードへのリンクをはっておきます。

https://discord.gg/jc3SCuFUv2