22:少しだけ浮気をしました/NFTの裏道

マーケット・プレイスのお話です。
プライベートの恋愛ではありませんよ 😊

ソラナの推奨ウォレットであるファントムからそのままつながることもあり、オープンシーに次いで大きな市場となっていることもあり、マジックエデンに出展するつもりで準備を進めていたわけですが、どうしてもコレクションのトランザクションが通らず・・・

頼みの綱はファントムのサポートだったものの、どうもそれが機能しそうにないと感じた時点で、次の手を打つことにしました。
別のマーケットプレイスにチャレンジしてみる選択肢です。

調べてみると、ソラナートとソラナシーという2箇所が有力候補として見つかりました。

https://solanart.io/

https://solsea.io/



どちらがいいかまでを選ぶ情報もなかったので、ひとまず両方にアプローチしてみることにしました。
浮気をするのであれば「手当たり次第にナンパ」という感じでしょうか。
ムチャクチャ聞こえは悪いですが。

しかし、すぐに壁にぶち当たりました。
ソラナートの場合は、キャンディーマシン。
コレクションをつくろうとしたら、「キャンディーマシンのIDを入れなさい」という項目が出てきたのです。
キャンディーマシンはSolana上でNFTを発行するためのツールなんですが、そのIDは簡単には入手できません。
まったく方法がないわけではありませんが、方法を説明している動画は英語しかなくて、ちょっとわたしの手に負えるものではなさそうでした。
ちなみに、こちらが解説動画の一例です。

そこで、ソラナシーに照準をしぼってコレクションを申請してみたのですが、すぐに『却下』の返事がきました。
「SNSのフォロワーが500人以上必要です」と。
マジックエデンでもTwitterのフォロワーを求められますが、その数は100人です。

この時点で、わたしのTwittter数は160人ほどでしたから、地道に数を増やしていくにせよ、ソラナシーでもすぐにはコレクションがつくれない状況。
この時は、さすがにちょっと落ち込みましたね。

21:彼らは親切なのか?/NFTの裏道

やや意味深なタイトルですが、結論から先に言うと、あまり『親切』ではありませんでした(笑)

メタプレックスのコレクションをつくるためのトランザクションがどうしても通らなくて困ったわけですが、相談できる当てもなく・・・
ひとまず、ウォレットであるファントムのサポートにメールをしてみました。
すると、すぐに親身な文面の返事が来るではないですか!
「なんて親切なんだろう」と思いました。
そして、詳しく事情が知りたいというので、どこでどうなったかのレポートをつくってPDfで送付。
「事情はわかったから、チームに投げてみる」と言ってくれたので、すぐに解決すると思ったわけです。
何より、とても心強かったんですね。

が、それから2日経ち、3日経ち・・・
1週間経っても音沙汰がないので、連絡をしてみることにしました。
難しい問題だったのかもしれませんが、その時頼れるところは彼ら以外に思い浮かばなかったからです。
「どんな感じですか?」とメールしてみたところ、「けっこう時間がかかりそう」との短い一文。
「あぁ〜っ。やる気ないなぁ・・・こりゃ」と感じました。
そういう熱量って伝わりますよね。
実際、この問題は最終的には解決したのですが、わかる人が見ればすぐにわかるポイントでした。
要するに、チームになど投げてはおらず、窓口の愛想だけという感じだったのです(苦笑)


ともあれ、まったくサポートの窓口を設けていないサービスもありますから、コンタクトの余地があるだけ良心的なのかもしれません。
当のメタプレックスは、そうでした。
質問できる窓口がないのです。

仕方なく、メタプレックスのディスコート(=公式掲示板)に質問を上げてみました。
しかし、そっちはそっちで、フィッシング詐欺師が『親切に』近寄ってくる始末。
サポートになりすまして、シークレットフレーズを聞き出そうとする、とんでもない展開でした。
このあたりの詳しい顛末はnoteにまとめたので、ご興味ある方は、こちらの記事をお読みください ▼▼▼

https://note.com/k_sugioka/n/n6e99bd89136e

20:本格的などんづまり/NFTの裏道

今後も、いろいろな面倒や困難が出てくることは容易に予想されますが、作品の販売準備で最も苦しんだのは、これからつづる『コレクションの作成/証明』でした。
と、一旦過去形で書きましたが、2022年9月25日現在、いまだ進行形でもがいています。
ようやく少し見通しが出てきましたが、一時は本当にどうしていいかわからず、自分で自分を鼓舞する日々でした。

ざっくりまとめると、個々の作品をブロックチェーンに登録するのとは別に、作品群全体を作者にひもづけて証明することを求められるのです。
『登録』という意味では、個々の作品だけで済みそうなものですが、残念ながらNFTアートの世界には詐欺が横行しています。
『本物かどうかを確認するには、作者の作品群に入っているかどうかを見れば早い』という仕組みなんですね。

もちろん、わたしはわたし自身の作品を扱うだけなので、内容的には何らやましいことはありませんでしたが、ともかくいろんな障壁にぶち当たりました。
アプローチしていたのは、マジックエデンというマーケット・プレイスで、そこではメタプレックス(というサービス)で、コレクションの作成/証明をしなさい』と指示されます。
そのメタプレックスのコレクション作成に、四苦八苦したのです。

操作的には、難しいことではありませんでした。
タイトルや簡単な解説を入力し、ロゴのデータをアップする程度。
あとは、作品と同じようにミントをするだけです。
しかし、そのミントが必ずエラーになってしまいます。
少し詳しく書くと、作品のミントの場合は、ウォレットから支払いをする『トランザクション』は1回だけなのですが、コレクションの場合は2回のトランザクションを求められます。
その2回目が、どうしてもエラーになってしまうのです。

操作が簡単なだけに、間違っているところが思い当たりません。
また、特にエラーメッセージも出してくれないので、原因がまったく推測できないのです。
そこから、長いトンネルに入っていきました。

19:とにかく1,240個をつくってみた/NFTの裏道

メタプレックス(の中にある「オーラプレックス」というサービス)で無事にミントができることを確認して、本格的に作品制作に取り掛かりました。
その先にも『つまずくところがある』ことは予想されましたが、すべてを確認してから進み始めるのは、この場合には得策ではありません。
どこまで行っても、状況が『オールOK』になることはないからです。
また、本番だと思って挑まなければ、見えない光景(というか、問題)もあります。

そこで、予定していた1,240個の作品をコツコツつくり始めました。
進捗に使ったメモはこんな感じです。


作品の性質上、単調な制作作業に思えるはずですが、ゾロ目を見るのはやはり楽しく、独特な活動です。

ただし、扱っているのが数字なので、落語の『時そば』のようになることがあります。
実際にあったミスですが、表示している数字を確認しながら色を調整していたら、色の数値ではなく、表示の数字を入力してしまったり・・・
リストアップの時に、価格を表示の数字にしてしまったり・・・
まさに、『時そば』ですね 😊

いろんなことはありましたが、クローズドな環境で作品をつくることに関しては、それほど大きな『お困りごと』はおきませんでした。

18:ミントのテスト/NFTの裏道

作品をつくり込む前に、一度市場に上げるまでのテストをしてみることにしました。
というのも、何がどうなるのか、よくわかっていないので、1,240点をつくってみた後で、何かが「いや、こうじゃなかった」となるのは嫌だったからです。

そして、実際にミント(=ブロックチェーンへの登録)をしてみたのが、2022年の8月。
本シリーズ1話のタイミングになります。
つまり、この時点で振り返りから進行形にほぼ追いついた形です。


肝心のミントについては、メタプレックスというサイトの中にあるオーラプレックスというサービスを使いました。
アップしようとしているマーケット・プレイスはマジックエデンですが、マジックエデンでミントをするわけではなく、メタプレックスを使うよう誘導されたのです。

そもそも「何故、マジックエデンなのか?」と言えば、そこがソラナの主要なマーケットプレイスだから。
イーサリアムやポリゴンを使うのであれば、やはりオープンシーだったと思います。
このあたりの選択は、人によってそれぞれでしょうね。
情報収集も大切ですが、やはりご縁の連鎖だと思います。


なお、マジックエデンは、こちら ▼▼▼

https://magiceden.io/

MagicEden


メタプレックスは、こちらです ▼▼▼

https://www.metaplex.com/

Metaplex

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