わたしは人生を豊かにするのは『感謝』と『希望』だと考えていますが、昨日は『感謝』について書いたので、今日は『希望』について思うところをつづってみます。
『感謝』が『今ある状態』に対する反応として気持ちを過去に飛ばすのに対して、『希望』は気持ちを『いずれこうなるだろう』という善き未来から引き寄せる営みです。
それをそのまま『引き寄せの法則』と言ってもいいのですが、いきなりスピリチュアルに行かなくても、わたしたちは自然にそうした感覚を使っています。
「このお菓子、美味しいだろうな」というのも、希望の一種です。
つまり、わたしたちは、日々小さな希望をたぐり寄せて生きているんですね 😊
そして、人が最も大きな『幸せ』を感じる瞬間は、何かを達成した後ではなく、達成する間際。
たとえば、アイスクリームを口に入れて味わっている時にも幸せは感じられますが、感情がマックスになるのは(統計的には)フタを開ける時だそうです。
人間が心地よさを感じるには『記憶』が大きく関係しているので、その記憶が『確かな期待』として最大値にふくらむ瞬間が、実は『幸せ』という感覚の正体と言えます。
希望をもって進む道は、幸せで彩られているわけです。
だからこそ、過去がどうあれ、顔を上げて『希望』が持てれば、幸せな道に踏み出したことになります。
ところで、一旦『感謝』の気持ちは「過去に飛ぶ」と書きましたが、『希望』との関係で言えば、本当は未来にも『感謝』のイメージを投げることができます。
というのも、人が悪態をつくのはものごとがうまくいかない時であり、感謝の念がわくのはうまくいった時。
つまり、未来のできごとが首尾よくいくのなら、その時、人は『感謝』を感じるはずなのです。
つまり、『希望』を持って進んだ先には『感謝』があるんですね 😊
そして、未来の感謝の種は『今』にこそあります。
今起きている現象がどんなことであっても、それが未来の『感謝』につながるのだとすれば、現象の中に『希望』を見い出すことができます。
少しばかり練習が必要ですが、ものごとの善い面にフォーカスしていくと、感謝と希望のサイクルはスピードアップします。
『感謝』と『希望』って、実はセットなんですね ❣️
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