20:本格的などんづまり/NFTの裏道

今後も、いろいろな面倒や困難が出てくることは容易に予想されますが、作品の販売準備で最も苦しんだのは、これからつづる『コレクションの作成/証明』でした。
と、一旦過去形で書きましたが、2022年9月25日現在、いまだ進行形でもがいています。
ようやく少し見通しが出てきましたが、一時は本当にどうしていいかわからず、自分で自分を鼓舞する日々でした。

ざっくりまとめると、個々の作品をブロックチェーンに登録するのとは別に、作品群全体を作者にひもづけて証明することを求められるのです。
『登録』という意味では、個々の作品だけで済みそうなものですが、残念ながらNFTアートの世界には詐欺が横行しています。
『本物かどうかを確認するには、作者の作品群に入っているかどうかを見れば早い』という仕組みなんですね。

もちろん、わたしはわたし自身の作品を扱うだけなので、内容的には何らやましいことはありませんでしたが、ともかくいろんな障壁にぶち当たりました。
アプローチしていたのは、マジックエデンというマーケット・プレイスで、そこではメタプレックス(というサービス)で、コレクションの作成/証明をしなさい』と指示されます。
そのメタプレックスのコレクション作成に、四苦八苦したのです。

操作的には、難しいことではありませんでした。
タイトルや簡単な解説を入力し、ロゴのデータをアップする程度。
あとは、作品と同じようにミントをするだけです。
しかし、そのミントが必ずエラーになってしまいます。
少し詳しく書くと、作品のミントの場合は、ウォレットから支払いをする『トランザクション』は1回だけなのですが、コレクションの場合は2回のトランザクションを求められます。
その2回目が、どうしてもエラーになってしまうのです。

操作が簡単なだけに、間違っているところが思い当たりません。
また、特にエラーメッセージも出してくれないので、原因がまったく推測できないのです。
そこから、長いトンネルに入っていきました。

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