『トラスト・プロジェクト』の最大テーマは『多様性』ですが、それを表現しようとすると、どうしても個人の発想や嗜好が一種の『壁』として立ち上がってきます。
善い悪いではなく、人間にはそれぞれに思考の枠組みがあり、その限界を超えることは簡単ではないからです。
では、どうするか?
可能性と楽しみの両方にひらかれているのは、『協働』です。
つまり、自分以外の人の知恵を借りること。
『三人寄れば文殊の知恵』ですね 😊
ちなみに、『三人寄れば』の部分は単なる足し算ではなく、指数関数(1X
2X2=4)で考えるとしっくりきます。
つまり、三人寄れば4倍、四人寄れば8倍の賢さです。
そして、お互いを尊重し、出てきたアイデアを誰もが使えるようにすれば、自由な発想は一気に羽ばたきます。
そこで大切になってくるのは、『信頼関係』。
お互いの気持ちや利益を傷つけない安心感こそ、想像力の翼です。
『TRUST』という名称には、そうした活動への思いをこめました。
とはいえ、一方で、意見の対立があった場合の調整手段や、権利の明確化も大切です。
すべてを気持ちにゆだねるオペレーションは、イメージとしては美しいのですが、往々にして空中分解に行き着きます。
四半世紀前に『トラスト・プロジェクト』の基本構想を考えつき、何度トライしてもなかなか形にできなかったのは、そこのところのうまい調整方法が見つからなかったです。
しかし、今、わたしたちは『NFT』という仕組みを手にいれました。
NFTを使えば、高い自由度をもって活動しながら、最重要の権利が誰にあるのかを明確にできます。
具体的には、『トラスト・プロジェクト』の基本3原則の1つ『すべての物にはメーカーがある』をNFTによって担保します。
メーカーロゴをNFT化し、その持ち主(=メタオーナー)が最終決定権を持つ仕組みです。
※ 基本3原則についてはこちらの記事をご覧ください ▼▼▼
そして、『トラスト・プロジェクト』をなかなか動かせなかったもう1つの理由は、画像化の困難さでした。
未来の世界がどうなるかを視覚化するには、既成概念にとらわれない想像力とかなりの画力が必要になります。
趣旨に賛同いただけたとしても、参加者全員にそれを求めるハードルの高さたるや、棒高跳びなみでした 😊
しかし、今、わたしたちは『画像生成AI』という相棒を手にいれました。
特に美術系の勉強をしていなくても、使い方さえマスターすれば、指示をコピペするだけでハイクオリティーな画像が生み出せます。
※ 現時点でのわたしのオススメは、Leonardo.ai
あらためて書きます。
AIとNFTは、比喩的な意味でだけ『未来の技術』なのではありません。
幸せな未来のヴィジョンを形にでき、それを使って未来につながる経済をまわせるからこそ『未来の技術』なのです。
早く行きたいなら一人で行け
遠くへ行きたいならみんなで行け
みんなで行くには進め方が大切ですね 😊
『トラスト・プロジェクト』の公式Twitterはこちらです ▼▼▼
AIが描いた画像のサンプル ▼▼▼