スケッチファブから素材を持ってきて、スペーシャルの空間をつくるのは本当に簡単です。
一旦自分のPCにデータを落として、それをアップする操作とは比べ物になりません。
結果、楽しくもあり、イメージしたことをすぐに形にできるので、調子にのって1点目の『デジタル数字の対称性』というテーマを展開したくなりました。
『動物の頭数で数をあらわす』というアイデアも悪くはないと思いますが、ちょっとリアルに引きづられている感があります。
「せっかく物理法則から自由なんだから、もっとダイナミックに遊んでもいいだろう」と考えました。
そんな流れでつくったのが、3点目の応募作『デジタル数字の迷宮/Labyrinth of Numeral』です。
この作品は、「つくってみて本当に善かった」と思っています。
これまた、とてもじゃないですが、リアルでは簡単に実現できる空間ではないからです。
それが、ものの7〜8時間でできてしまうのです。
自分の中で、新しい扉が開いた感じでした。