46:ソラナの暴落

FTXの破産に関連して、わたしがNFTアートをつくるために使っているソラナが大きな影響を受けました。
ソラナはFTXが力を入れてサポートしてきた暗号通貨だったので、破産の余波をまともにかぶった形です。
参考までに、直近の値動きを掲載しておきます。


わたし自身がNFTアートをミントするためにソラナを使っていたのは、今年の夏頃。
つまり、下落しながらも、ある程度価格が安定していた時期です。
その頃の価格は4,800円くらいでした。
それが2,000円弱になったので、半分以下の価値になってしまったわけですね。

ただし、わたし自身はもっぱらミントのためにそれを使っただけで、投資的な保有はしていなませんでしたから、大きな実害はありません。
ミントされた作品は、そのままマーケットに存在しています。
もちろん、売れても収益が半分以下になっていることに変わりはありませんが 😊

FTXの破産は歴史的な大事件と言えますから、そうした出来事に少しだけ関わったことは、むしろ未来への土産話になる感じでしょうか。
ともあれ、しばらく混乱は続きそうです。

45:FTXの破産について

今回は、ここまでの流れで『メタバース・コンテストへの応募作品/4点目』について書くつもりだったのですが、『FTXの破産』という非常に大きなニュースが飛び込んできたので、そのことを記しておきます。

というのも、わたし自身はあくまでNFTアートの決済方法として暗号通貨を使用しているだけで、投資的な損失のようなものは何もありません。
ただ、ソラナの交換のためにFTX Japanを愛用していましたし、当のソラナにも大きな影響が出そうだからです。
そして、この大事件を『オンタイムで起こったこと』として記録しておきたいと思うのです。

なお、わたしがFTXを選択し、気にいった理由については、こちらの記事をご覧ください。


とはいえ、この件について、わたし自身が特別な見解を語れるわけではありません。
できることと言えば、詳しい方の動画を並べることくらいでしょうか。
それでも、以下の3本の動画をご覧いただけば、ここ1週間ほどで何が起きたのかをご理解いただけるはずです。

サムネールがちょっと怪しい感じもありますが、内容はとてもしっかりしています 😊

というわけで、出てくる金額があまりにも大きくて、ちょっと実感がわかない感じもありますが、リアル経済への影響もあるでしょうし、何より『世紀の大ニュース』です。
まずは、その同時代性をしっかり味わっておきましょう 😊

44:メタバース・コンテストの応募作品/3点目

スケッチファブから素材を持ってきて、スペーシャルの空間をつくるのは本当に簡単です。
一旦自分のPCにデータを落として、それをアップする操作とは比べ物になりません。

結果、楽しくもあり、イメージしたことをすぐに形にできるので、調子にのって1点目の『デジタル数字の対称性』というテーマを展開したくなりました。
『動物の頭数で数をあらわす』というアイデアも悪くはないと思いますが、ちょっとリアルに引きづられている感があります。

「せっかく物理法則から自由なんだから、もっとダイナミックに遊んでもいいだろう」と考えました。
そんな流れでつくったのが、3点目の応募作『デジタル数字の迷宮/Labyrinth of Numeral』です。


この作品は、「つくってみて本当に善かった」と思っています。
これまた、とてもじゃないですが、リアルでは簡単に実現できる空間ではないからです。
それが、ものの7〜8時間でできてしまうのです。

自分の中で、新しい扉が開いた感じでした。

43:メタバース・コンテストの応募作品/2点目

1点目の応募作品をつくり終えようとしている時、一抹の不安が頭をかすめました。
「ちょっとわかりにくいかな・・・」と。
デジタル数字をテーマにして、展示してある数の動物(データ)を配置してある空間は、ことさら難しい見た目ではありません。
しかし、人によっては「何、これ?」と思われてしまうだろうな、と。

そんなことを考えていて、ふと「ロボット、いいんじゃないかな」とひらめきました。
まぁ、ロボットにしたって「何、これ?」と思う方はいらっしゃるでしょうが 😊 『メタバース=SF的』というイメージにしっくりくる感じがしたのです。

そして、応募要項には応募点数の制限は書いてありませんでした。
もし、どちらか1点ということでれば、けっこう悩んだと思いますが、複数点出していいのであれば話は簡単です。
わたしは、さっそくスケッチファブからロボットのデータを探し出し、2点目の応募作品をつくっていきました。
そのスペースはこちらです ▼▼▼

自分で一番気にいっているのは、ここかな。
とても自分一人ではつくれない空間だからです。
配置したのはわたしですが、要素はすべて他の方がつくったものなので、わたしは指揮者のような感じでした。

42:メタバース・コンテストの応募作品/1点目

スペーシャルとスケッチファブの提携を記念して、空間創造のコンテストが開催されることになりました。
募集部門は2種類。
1つは、スケッチファブで無料使用ができる3Dデータだけを使ってスペーシャルの空間をつくる競技です。
もう1つは、自分で3D空間をつくってスケッチファブにアップする競技。
こちらの制作には、ブレンダーなどを使います。

わたしは、まだちょっとブレンダーでガンガン物をつくれるほどではないので、自信を持って応募できる1つ目のコンテストに照準を定めました。
では、テーマは何にするか?

募集開始から締め切りまで2週間しかないので、あまり悠長に考えてはいられません。
使用する3Dデータは後で選ぶとして、大枠のテーマは『デジタル数字の対称性』にしました。
そのテーマに関しては、すでに『デジタル数字美術館』というスペースの制作で、考え方の軸がしっかりしていたからです。
ちなみに、そのスペースはこちら ▼▼▼

なお、上のメタバース空間は<iFrame>というタグで呼び出しています。
サイトに直接メタバースの入口を開けられるのも、すごいことですね。
スペーシャルが、ますます好きになりました。


さて、話がちょっとそれましたが 😊

もともと「同じコンセプトを、もう少し大きな空間で展開してみたい」という気持ちもあったため、コンテストのためにスペースをつくり直すのは『渡りに船』的なところもありました。
ただし、すぐに1つの問題が浮かび上がります。

それは『パーツ不足』でした。
コンテストの規定には「スケッチファブのオブジェクトを使って」とありますが、コンセプト解説の肝になる『回転するデジタル数字』はわたしのオリジナルであり、スケッチファブにはありません。


さて、どうするか・・・


しかし、「やりたい/やれる」と思っていれば、必ず策はあります。
「あぁ〜っ。だったら、自分でそのデータをスケッチファブに上げてしまえばいいんだ」と思い至りました。
その操作のデメリット(と、一旦敢えて呼ぶと)は、『誰でも使えるようになること』です。
その設定にしなければ、コンテストのパーツとして使うことはできません。
が、その展開についてはまったく抵抗ありませんでした。
むしろ、デジタル数字の対称性を楽しむ仲間が増えることは、喜ばしい広がりです。

そうして、わたしは0〜9までの動くデジタル数字をスケッチファブに上げ、それらをガイドラインにして空間を設計しました。
とはいえ、より大きなメタバース空間に展開するには、数字だけではやや寂しい・・・
そこで、『動物』を二次的なテーマに設定しました。
空間にやわらかさを加えられること、種類がたくさんあるだろうという目星が理由です。

その思惑はみごとにはまり、わたしはあまり苦労をすることなく1点目の応募作品をつくることができました。
スッキリとして、わたしらしい雰囲気になったと思います。
そのスペース『デジタル数字の動物園』はこちらです ▼▼▼