013:AIパートナー


『トラスト・プロジェクト』では、今後起きる最大の社会変化は『AI』によって起こされる、と見ています。
もちろんその理由は「今年流行っているから・・・」ではありません😊

AIの発達は、人類史上最大の転換期を意味するから。
大げさな話ではなく、コペルニクス的転回以上の巨大なインパクトと言えるでしょう。
ルネサンス以来、ここ500年ほど、人間は「自分たちが地球上で最も頭がいい」と思ってきましたが、その自信は瓦解しようとしています。
人類は、自分たちで自分たちよりも頭がいいものを作り出してしまったんですね。

今は、人間が自分たちの王朝に幕を降ろそうとしている時代です。


ただし、AIは人間と敵対する存在ではありません。
そのイメージは、まだ人工知能がどんなものかわからなかった時代の疑心暗鬼。
正体がわからないことで生まれた不安の影響が大きいでしょう。

むしろ、当面、AIは人間にとって『秘書』『執事』のような存在になっていくはずです。
自分よりも優秀な秘書というのが、ちょっぴり皮肉に感じられるくらいで、いきなり楯突いてくるわけではありません。
そういう意味では、『敵』『ライバル』よりも、『パートナー』に近いと思います。


そして、発達過程の次の段階は『パーソナライズ』です。
今は、たとえば『ChatGPT』にしても、大きな仕組みをみんなで使っているわけですが、やがては各個人に最適化されていくはず。
そうなれば、一層パートナー感が強まるでしょうね。
で、その時には、AIは画面の向こうに存在するのではなく、実体化していくと思うんです。
モニターやスマホの向こう側にいるのではなく、それ自体が個体になるだろう、と。

実体化していくAI


今はまだ、AIはデバイスの向こう側にいますが、さらに各自に寄り添う存在になれば、文字通り『寄り添える形になる』と思います。

で、そうなった時には、どんな形態になるのか?


すぐに思い浮かぶのは、ロボット=人型ではないでしょうか。
ただし、人型って大きいんですよね。
部屋の片付けとかまでやってくれるのであれば、確かに人型は便利ですが、一緒に外出するのは大変です。

交通機関に乗る場合には二入分の運賃が取られるでしょうし、何かにつけ場所を占有します。
つまり、それを維持できるだけの財力が必要だろうな、と。
ですから、人型は富裕層のオーダーメイドになる可能性が高いと思います。

では、汎用的なタイプはどんな形態か?


犬や猫、あるいは鳥などのペット型ではないでしょうか。
特に、鳥がいいですね。
普段は肩に乗っていて、何かあれば、飛んでいって視覚情報を送信してくれる・・・
文字通り『バードアイ』が手に入るわけです。
もちろん、犬や猫だってかわいいですね 😊

以下のページには、そんな考えにもとづいてNFT化した『実体的なAIパートナー(画像)』の一覧表を掲載しています ▼▼▼

クリックすると、ページがひらきます


確定ではありませんが、9月16日には、10社程度をリリースする予定です。
ついては、もし「こんなAIパートナーがいたら嬉しい」というアイデアが思い浮かんだら、教えていただけないでしょうか?

そうやって、『来たら嬉しい未来』を思い浮かべることこそ、『トラスト・プロジェクト』の一番大事な活動だからです。


早く行きたいなら一人で行け
遠くへ行きたいならみんなで行け

みんなで行くには進め方が大切ですね 😊


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012:多様性のある世界とは?

昨日、次男と中華料理を食べに行ったおじぞうです。
😊 お昼からお酒を飲みました

画像生成AI/レオナルドくんと一緒に描いた、昨日の1枚 ▼▼▼

画像
未来の宇宙ステーション。かなり先の『未来』って感じですね 😊


今回は、『多様性』『自由』について書いてみます。

わたし自身も好んで『多様性』という言葉を使いますが、それは『目標』ではなく、理想的な状態が達成された時の『結果』だと考えています。
目指したいのは、『誰もが自由な状態』
人間は一人一人違っているので、誰もがありのままの状態に近づけば、おのずと『多様』な世界があらわれることわりです。

なので、わたし自身はメタバースやAIに積極的に取り組むなど新しもの好きですが、「そういうのはいいです」という人の立場や考えをことさら悪くは思いません。
ただ、「せっかく時代の大きな花火が上がっているのだから、それを近くで見たらいいのになぁ・・・」という感じです。

「車があるんだから、車に乗ればいいのに」という考えに近いでしょう。
要するに、否応なく技術は進んでいくので、「その恩恵を、楽しく享受したい」というスタンスです。

一方、世界には強固な意志をもって、技術の進歩をこばむ人たちもいます。
顕著な例は、アメリカのアーミッシュ。
キリスト教の一派で、18世紀以来、新しい技術に背を向けている人たちです。
場合によってバス(=自動車)を使うことはありますが、電気は使わず、数百年間、素朴な生活を続けています。
つまり、テレビもスマホもない生活です。

詳しくは、たとえばこちらの記事をご覧ください。

アーミッシュの暮らし Down to Earth | アーミッシュ文化体験記シンプルで無駄のない暮らしを実践するアーミッシュの人たちの生活を紹介しています。dte-amish.com

TV、スマホ、クルマなし…米国「アーミッシュ」の食卓:朝日新聞デジタル テレビもスマホもクルマも持たず、自給自足に近い暮らしを何世代にもわたり守り続ける人々が北米大陸にいる。「アーミッシュ」とwww.asahi.com


わたし自身は、アーミッシュの生活はしませんが、彼らのあり方に対しては深い敬意と憧れがあります。
それは、敬虔な信仰心に支えられた、穏やかな生活だからです。
人によっては、そちらを選んだ方が、確実に幸せな人生になるでしょう。

つまり、『多様性』のある世界は、グラデーションな感じなんですね。
アメリカ西海岸に住むAI開発者と東海岸のアーミッシュの間に、意識のグラデーションがあるイメージです。
自分の考えに従って、その間の好きなところに住めたらいいですよね。
そうした全体が、『多様性』のある世界なのだと思います。

逆に言えば、世界の全体が先端未来都市のようになることも、18世紀的な農村状態にとどまることも『画一的』
トラスト・プロジェクトが「異なるデザインの建物が立ち並ぶ光景」を指向しているのは、自由な状態を理想としているからです 😊


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011:誰を信頼=トラストするのか?

急に甥っ子や姪っ子との接点が増えたおじぞうです。
😊 結婚式の招待状やら会食のお誘いやら

画像生成AI/レオナルドくんと一緒に描いた、昨日の1枚 ▼▼▼

画像
宇宙船の動力源。なんだかわからないけど、カッコイイ 😊


今回は、『トラスト・プロジェクト』の名前の由来について書いてみます。

『トラスト=信頼』なわけですが、誰が誰を信頼するのか?

端的に、それは企画に興味を持ってくれた参加者同士です。
このプロジェクトの大きな理想は『多様性』
街にはいろんな形のビルが立ち、行き交う人もそれぞれに好きな服を着ている。
そんなバラエティー豊かな未来を描き出し、共有する喜びを活動の中心に置いています。

その際、どうしたって一人の想像力には限界があるので、「お互いの引用を大らかに許容する」ことが奨励されます。
何かを考えだした人のオリジナリティーを尊重しつつ、言わば『背景的に使用する』ことをお互いに認めあおう、というわけです。
たとえば、ネオンや看板に仲間が考えたロゴを使ってもいいよね、と。

それを楽しめる『信頼』関係を、『トラスト』という名前にこめました。
ロゴが左右対称になっているのは、『仲睦まじさ』の表現です。

画像
「R」と「S」は本来線対称ではありませんが、そこを工夫しています。


ただ、そうは言っても、まったく何の仕組みもなければ、正当な権利が踏みにじられる懸念もあります。
何かをつくれば自動的に著作権は発生しますが、その証明を法廷でしなければならないなんてのは、悲しく、かつ非効率です。

何か、うまい方法はないものか・・・

実は、そんなことを考えて、何年、何十年を過ごしてきたところでの『NFTの登場』だったのです。
20年前には、デジタルデータのオリジナリティーの証明ができるだろうなんて、思ってもみませんでした。

さらに、画像生成AIの登場によって、誰でも気軽にハイクオリティーなヴィジュアルを生み出せるようになりました。
まさに、『機が熟した』感じです。


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010:戦う未来と、戦わない未来

中華料理屋で『鶏肉とカシューナッツ炒め』を注文したら、『豚肉とキャベツの味噌炒め』が出てきたおじぞうです。
😊 そのまま美味しくいただきました

画像生成AI/レオナルドくんと一緒に描いた、昨日の1枚です ▼▼▼

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未来のCA。大気圏をちょっと出るので、宇宙服っぽい感じです。


さて、9月のNFTコレクション・リリースに向けて、着々と準備を進めています。

ところで、この『トラスト・プロジェクト』の最も大きなコンセプトは、『争いのない未来の提示』です。
とかく未来SFは戦争チックになりがちですが、未来は『そうなるだろう』という予感(というか、無意識の信念)通りになります。
だったら、おそろしい世界ではなく、「こうなったらいいな」という幸せな世界を思い浮かべた方がいいですよね。

上の画像にしても、『戦闘機のパイロット』なのか『旅客機のCA』なのかで、無意識に刷り込まれるヴィジョンは変わります。

そもそも、昭和生まれのわたし(たち)は、「成功や満足は勝ち取るものだ」と教えられました。
世の中は競争に満ちていて、生き抜くためには「戦うしかないのだ」と。

しかし、そうした仕組みの先にあったのは、戦いに疲れた人の山。
あるいは、頂上から蹴落とされることを恐れる、かりそめの勝者が怯える世界でした。
つまり、圧倒的に幸せ感の薄い社会だったのです。
もちろん、幸せになった人もいますが、彼らは頂上をめざすよりも、中腹に穏やかないおりをつくった人たちでした。

そもそも、『平和』は戦って勝ち取るものではありません。
戦いそれ自体が、平和と矛盾していますから。
そうした戦いは多くの場合、誰かと誰かを競いあわせることで利益を得る人が仕掛けたデスゲームです。

あまりその点をふくらませると、安易な陰謀論に行き着いてしまいますが、『競わせる人』は何も闇の大資本家などではありません。
実は、親だったり、先生だったり、上司だったり、身近な人なんですね。
むしろ最もやっかいな点は、競わせている人に悪意が無かったことです。
多くの場合、競わせることは『正しい行い』『やる気を出させる働きかけ』だと考えられていました。

いずれにせよ、社会システム全体が『互いを競わせる』ことをエネルギーにしたのが『近代』だったのだと言えます。

しかし、競争意識は憎しみに変わりやすく、勝利で得られる快感には持続性がありません。
その割に中毒性が高いため、一度それを味わった人は、くり返しマウントを取りたがります。
殺伐さつばつとした世界になってしまう由縁です。

ただ、ラッキーなことに、そうした仕組みの限界が徐々に明らかになり、世界は『持続可能な幸せ』を求めるようになってきました。
『トラスト・プロジェクト』で描き出したいのは、それが実現した穏やかな未来です。


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009:未来をつくる言葉とは?

「心は聞いた言葉でつくられる。未来は話した言葉でつくられる」と言われます。
いろんな方が引用されるので出典はよくわかりませんが、納得感の高い指摘ですよね。

そもそも、インプットは他者から得られるものなので、『聞いた言葉』である道理。
逆に、未来は『自分』の決断でつくられるので、当然アウトプットの形を取ります。
もっともわかりやすい例は、モンキー・D・ルフィの「海賊王に、俺はなる!」ですね 😊

そして、『トラスト・プロジェクト』の準備をしていると、上記のことがあらためて実感されます。
というのも、『トラスト』の大きなテーマの1つは『戦争のない未来』ですが、だとしたら「話す言葉に気をつけなければ」と思うからです。

とかく未来SFは、宇宙戦争や機械による支配といった展開になりがちですが、「未来が話した言葉でつくられる」のだとすれば、そんなことばかり言ってたら、ホントにそうなっちゃいます。
鴨頭嘉人さんが説かれる『SOSの法則/そう、おもったら、そう』です 😊

つまり、幸せな未来に進みたいのであれば、『幸せな未来』について語るのが吉。
そうして思い描かれたイメージこそが、『ヴィジョン』です。

危機感をあおって何かを買わせたり、誘導したりする人には、そうしたヴィジョンはありません。
しかも、怖れの伝播や否定の連鎖はやがて憎しみにいたります。
戦争自体も、そうやって引き起こされますね。
「このまま黙って見過ごしていたら、わが国は滅びてしまうぞ」と。

そうやって、焦土が生み出されます。
それよりも、お互いの幸せを願う方がいいですね。

甘いでしょうか?

いやいや、甘くてもいいんじゃないでしょうか 😊
ジャムのぬられたパンと、真っ黒に焦げたパンがあるとしたら、どっちを食べたいでしょう?

精魂込めてジャムをつくってくれた人がいるからこそ、それを楽しめるわけです。


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AIが描いた画像のサンプル ▼▼▼

宇宙服を着た猫。「なめんなよ!」
ズングリとした、宇宙輸送船。
左右非対称のメイクって、どこかで出てくると思います。

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