設定解説:AD 2143/第1回バランス杯

このページには、設定=時代背景に関する情報を記載しています。
年代の区分等については、年表をご覧ください。

2134年には、ワープ航法が実用化され、人間はまったく知らない世界に船出していきます。
宇宙における、大航海時代の幕開けです。

当然、リスクの高い挑戦ですから、さまざまな活動に保険がかけられることになります。
バランス社は、惑星開発専門の保険会社です。

同時に、バランス社は宇宙開発への興味を喚起するために、開発の目星がついた惑星でのオフロードレースを冠スポンサーとして開催します。
『バランス杯』の由来です。

このレースの目的は2つ。
1つは、レースの模様を中継することで、惑星開発への注目を集めること。
もう1つは、惑星環境の詳細なデータ取得です。
事前調査はもちろん無人の探査機で行われますが、実際に惑星上を人間が運転して走ることで、さらに詳しいデータが取れるという狙いを持っています。


なお、ドラマとしては深刻なレースではなく、『チキチキマシン猛レース』『キャノンボール』といった愉快なイメージで考えています。
実は、このアイデアは、トラスト・プロジェクトの発案当初からありました。
『戦争』以外で、楽しく発想やデザインを競える趣向はないものか、と。
以下は、発案当初の手描きのスケッチです。

試しに、右下のハイヒール型のキャンピンガーをAIに読み込んで、1シーンを画像生成してみました。
このレースの設定の積み上げと二次創作の展開が、当面の大きな目標になります。

いずれ出場者側も展開しますが、まずは多様なスポンサー展開が、AD2143年のテーマです。

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