018:AIパートナー/小型ロボット型

鳥 → 人 → 猫とつくってみて、「なるべく自然に見えるように・・・」というこだわりが、自分の中にあると感じました。
そこから「いやいや、ロボット的に見える方が安心する人もいるのでは?」と思い直します。

これは、ことさら良い・悪いといった話ではなく、人間ですから当然偏りはあります。
裏返して言えば、一人の人間が『多様性』を表現するのって、本当に難しいんですよね。
『トラスト』をわたし一人の作品ではなく、『プロジェクト』として、多くの方に参加していただきたいと思っている由縁です。

そんな流れで考えてみたのが、『小型ロボット型』
大きさ的には、30cmくらいでしょうか。
イメージ的には、ぬいぐるみです 😊

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パンダは妻が大好きなので、「はずせないな」と思いました。
続いてミッキーマウスを意識して、ネズミ。

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「そう言えば、犬がいないじゃん」という流れで、つくっていきました。

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メーカー名は、『曜産化成』です。
これは、友人の製本アーティスト:山崎曜さんを念頭においたから。
山﨑さんのnoteは、こちらです ▼▼▼

山崎かーめん曜|note 製本アーティストの やまざき・かーめん・よう と申します。zoomで好きな本を音読するグループを作ったのが、2020年3月 note.com


山崎さんは、わたしが知る限り、もっとも個性的な方。
まぁ、アーティストはだいたい変わっていますよね。
『手で作る本』という書籍も出版されていて、『手』作業へのこだわりが強いことが、イメージに合致しました。
人型AIパートナーは研究室でつくられる感じですが、小型ロボット型には工房がにあいます。

ロゴも、山崎さんを意識しました 😊

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「もともと玩具メーカーだった」という設定は、ちょっと気にいっています。
たとえば、「ルーツはルンバだった」なんてAIパートナーも出てくると思うんですね。
人間が育った地方や家柄によって気質が決まってくるように、AIパートナーの場合はメーカーの沿革が特性を決めることになります。

本社を名古屋にしたのは、トヨタ系の工場や技術者が開発に協力してくれたというイメージです 😊

017:AIパートナー/猫型

実は、鳥型を考えた時点で、すぐに猫型も思い浮かびました。
アンケートをつくりながら「犬型も加えておけばよかった」と思いましたが、イメージとしては『猫』の方がしっくりきたんですね。
それはたぶん、AIとの距離感の印象だと思います。
犬の方が従順な執事になってくれそうですが、人間がAIに対して持っているのは、もう少し「こいつ、勝手なことするなぁ」って感じじゃないか、と 😊

少なくとも、わたしの印象は、そうでした。


そして、「現時点では難しいが、技術が進んだら可能になる機能」として、『成長』を考えました。
当初は最少の状態で縮められている骨格が、時間の経過とともに開いていき、全体として大きくなる仕組みです。
設定ではそれを『骨格の時限アジャスタ』と呼びました。

事前の人気投票でも、猫型がリードをしていますが、おそらく猫タイプの市場はレッドオーシャンになると思うんです。
そこで、頭ひとつ抜け出すには「こうだったらいいな」の実現が必要になります。
成長過程を楽しむことで、AIパートナーへの愛着も増すことでしょう。


なお、このメーカーの名称は『麗明社』
「麗しい」という言葉に、上品な猫のイメージを重ねました。
そして、本社の所在地は東京都大田区です。
『骨格の時限アジャスタ』は、ものづくりに誇りを持つ、職人技の結晶ではないかと。

毎日更新しているnoteもどうぞ ▼▼▼

歴史の英知を共有していきましょう!

016:AIパートナー/人型

『AIパートナー』という響きから、すぐに想像されるのは『人型』だと思います。
友達のような、恋人のような、秘書や執事のようなAIが一緒にいてくれたら、心強いですよね。

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ただ、『人型』ってムチャクチャ費用がかかりそうです。
家の中にいてもらう分にはまだいいんですが、一緒に外出したら、すべてにおいて二人分の費用が発生します。
交通費が顕著ですね。
なので、富裕層向けのタイプになるんじゃないか、と。

また、開発にかける情熱も必要です。
何か、やむにやまれぬ理由がなければ、ビジネスベースの発想だけでは『人型』の開発は難しいと思います。
たとえば『亡くなった人にもう一度会いたい』という想いですね。
手塚治虫さんの『アトム』は、天馬博士が交通事故で亡くした息子をよみがえらせようとしてつくったロボットでした。


同じように、このメーカーの設定は、創業者が亡くなった妹を想ってつくったことにしています。
イメージの源泉は、大瀧詠一さんの『君は天然色』です。

この曲はなんだか浮かれた調子に聞こえますが、実は作詞した松本隆さんが亡くなった妹さんを想って書かれた曲なんですよね。
そのことを知って聞くと、明るい調子なのに、かえってその明るさが涙を誘います。

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そして、この会社の本社は、新潟県長岡市におきました。
というのも、長岡と言えば日本三大花火大会の一つですが、その花火は戦死者の慰霊として打ち上げられているからです。
花火の美しさもさることながら、観覧者のマナーが際立っているのは、娯楽というよりも敬虔な祈りがベースにあるからなのでしょう。
このメーカーには、そういう場所がふさわしいと思いました。

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ちなみに、山下清さんのちぎり絵『長岡の花火』も、本当にすばらしい作品ですね。

015:AIパートナー/鳥型

2023年9月中ばの正式リリースに向けて、AIパートナー(NFT)に関する事前アンケートを行っています。
考えてみること自体が『未来』をイメージするきっかけになるので、ぜひ一度覗いてみてください。
noteに掲載した関連記事はこちらです ▼▼▼


そして、リリースする7種類のAIパートナーについて、発想のきっかけなどをつづってみたいと思います。
1回目の今回は、『AP001/鳥型』に関してです。

実はわたし、手ぶらで出かけるのが大好きなんですね。
カバンも何も持たず、本当の手ぶら。
ただ単に「手ぶらで出かける」というだけで、テンションが3割り増しになります 😊

なので、AIパートナーと一緒に出かける場合にも、できるだけ手ぶらに近い方がいいな、と。
そんなところから発想したのが『鳥型』でした。
肩にちょこんと、とまってくれる感じです。

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ちなみに、その昔『江戸の鷹』という時代劇があって、その設定もヒントになりました。
テレビの時代劇には、隠密とか仕事人とかサブカル的な設定がいろいろあるんですが、この番組は、主人公たちがそれぞれに『鷹』を連れているという破天荒ぶり。
『お鷹組と呼ばれる将軍直属の探査機間があった』って・・・(笑)



あと、星新一さんの『ボッコちゃん』に収録されている『肩の上の秘書』も頭に浮かんでいました。
これについては、岡田斗司夫さんが『ChatGPT』にからめて、絶妙な解説をされています。
「人間が直接コミュニケーションする時代は終わるのかもしれない」という指摘です。

この動画の後半 ▼▼▼


さらに『鳥型』の魅力をつづると、やはり空が飛べることです。

たとえば、イーロン・マスク氏が進めているニューラリンク等によって、AIの見た映像がそのまま脳に送られるようになれば、わたしたちには『鳥の視点』が手に入ります。
実際、マスク氏の計画では、目が見えなくなった人の視力をニューラリンクによって回復させようとする医学利用が最初の用途。
つまり、その発想を少し進めれば『鳥型』AIパートナーになるわけです。

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ところで、このプロダクトのメーカーは『クリプトメリア/Cryptomeria』という名前にしています。
『クリプト』とつくので暗号通貨絡みと思われるかもしれませんが、クリプトメリアって『杉』のこと。
つまり、わたしの苗字の一文字を取っているわけで、ついでに本社もわたしの実家がある広島県呉市に設定しました 😊



本社の所在地を実際の地名にすると、グッと臨場感が上がるでしょ。
同時に、その設定には、新しい産業が彼の地の育ってほしいという願いを込めています。
そんな風にして明るい未来を引き寄せることが、『トラスト・プロジェクト』の最大の狙いです。

014:5作目をつくりました

画像生成AI/レオナルドくんと一緒に描いた、昨日の1枚 ▼▼▼
『未来の植物園』。
奥にあるトレイのような建物がいいですね。

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さて、『トラスト・プロジェクト』では、さまざまな活動を準備していますが、当面の一番大きなイベントは、9月16日(土)の公式リリースです。
10点のNFTをリリースすべく、現在、着々と準備を進めています。

で、昨日は、5作品目をミントしました。

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上記の一番左のロゴが、商品となるNFTです。
では、そのとなりの3つの画像は何なのか?

感嘆に言えば、『おまけ』です (^-^)

『トラスト・プロジェクト』の最重要NFTは、各メーカーのロゴ。
それは単なる画像ではなく、「そのメーカーに関する活動を自由に行なえる」証明書でもあります。
おまけの製品画像は、その最初のサンプルというわけです。

NFTをご購入いただいた方は、それらの画像をホールドしたままでもOKですし、自分で値段をつけて販売することもできます。
つまり、購入者として参加すると、同時に販売者にもなれる仕組み。
購入したNFTを持ったまま、新しい活動が始めらるわけです。

そのあたりの詳しい解説は、『概要』ページをご覧ください。


また、5作目をふくむリリース予定作品の解説ページは、こちら ▼▼▼


早く行きたいなら一人で行け
遠くへ行きたいならみんなで行け

みんなで行くには進め方が大切ですね 😊


『トラスト・プロジェクト』の公式Twitterはこちらです ▼▼▼