メタ企画1:コレクション

まずは、コンセプトイメージのマンガをご覧ください。

メタバースの案内人
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何かを集める『コレクション』という活動の起源は、はるか昔、ヨーロッパのルネサンスにまでさかのぼります。
東方貿易で富をたくわえた商人や、王族・貴族が世界中から珍しいものを集めたことが始まりです。

彼らは集めた珍品・貴品を『ヴンダーカンマー(驚異の部屋)』と呼ばれる、特別な空間に飾りました。
このヴンダーカンマーこそコレクション文化の萌芽であり、博物館の原型です。

ヴンダーカンマー


ところで、規模こそ違うものの、現代のわたしたち日本人にも、自分が好きな物を集める傾向があります。
服や靴、食器や調度、フィギアにグッズ、本にお土産、さまざまな道具や楽器・・・
大きなところでは、車やバイクなど。

しかも、もともと物を取っておきたい資質もあるため、そんなこんなで、多くの家には物があふれかえっています。
だからこそ、『断捨離』『こんまりメソッド』といった『捨てる技術』が生まれたのでしょう。
それらは、美的快感やワクワク感を使って、物への執着を手放すテクニックなのです。


『メタバース』は、そうした技術と相性の善い空間と言えます。

というのも、処分しなければならない物を2Dないし3Dスキャンすることで、『データとして、ずっと取っておける』からです。
つまり、リアルな物を処分・売買した後でも、それらを楽しみ続けられるんですね。
しかも、自分が大好きなものを、誰に迷惑をかけることもなく、存分に並べて置けます。

そこは、『現代のヴンダーカンマー(驚異の部屋)』なのです。

メタバース空間のサンプル


この『現代のヴンダーカンマー(驚異の部屋)』は、ご自身の楽しみだけではなく、故人の思い出空間としても使えます。
亡くなられた方の作品やコレクションをずっと維持できるからです。
物理的な保管には絶えず一定の費用がかかりますが、メタバース空間には、ほとんど維持費がかかりません。

また、その場所で告別式を行うもよし、一周忌や七周忌の法要を行うもよし。
故人の記憶を暖かくたどりながら、ご縁のある方々で和やかな時間を過ごすことができます。
メタバースは、この世とあの世の間に存在している感じなんですね。

そうした自分専用の、自由な空間があったらいいと思いませんか?

あるいは、大切な人のために特別な部屋をつくってあげたくないですか?


メタバース空間のサンプル


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